塗装工事費の仕組み−管理費について

よく見かける見積書の中には塗装費一式????円というのがあります。
これほどいい加減な見積書はありません。 どのような塗装をするかによって塗装費が数倍違うこともあります。

塗装費=工賃+材料費+管理費

工賃はニス塗りのような高度な技術を必要とするのでなければ工程数で決まります。 
材料費は主成分の樹脂で異なり、比較的安価なアクリルと高価なフッソ塗料では10倍以上の価格差があります。

当システムの見積金額の構成は下記のようになっています。

見積原価=材料費+労務費+現場管理費
見積金額=見積原価+一般管理費


材料費と労務費は理論的に算出できますが、管理費については比率で算出します。

材料費について

塗装仕様ごとに使用する塗料が異なりますが1缶当たりの価格はネットでも調べられます。
メーカーの施工要領書にu当たり何キログラムを塗布するか記載されています。
この塗布量と市場価格から材料費を算出することができます。

労務費について
塗装する人が無理のない体勢で一日に何u塗れるかという歩掛りデータと職人さんの日当で算出できます。

現場管理費について
労務費と材料費以外の現場でかかる経費です。下記の項目があげられます。
   ・ハケ,ローラー,養生テープ等の消耗品費
   ・交通費,廃材処分費,保険,安全対策費
   
目安:直接工事費(材料費+労務費)の5%から15%、現場環境や塗装仕様によって異なります。

一般管理費について
会社を運営していく上で必要な経費です。下記の項目があげられます。
  ・事務所家賃,通信費,交通費,事務所水光熱費
  ・営業マン,事務員等の人件費
  ・施工機材の減価償却
  ・社会保険等の法定費用
  ・会社利益
   
目安:見積原価の15%から25%、会社規模,アフターフォロー等の内容によって異なります。